物事の価値
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物事の価値は、すべて「視点」と「視座」によって変わります。
例えば「成功」と「失敗」を両極端にすると、その中間は何かというと、「何もしない」事が挙げられます。
何もしなければ失敗はしないけれど成功もしない。
何かに挑戦するからこそ失敗もあれば成功もあるわけで、成功と失敗は表裏一体である事が分かります。
という事は、成功したければ失敗も避けられないわけで、必要以上に失敗を恐れる事はないと分かります。
他にも「好き」と「嫌い」を両極端とすると、その中間は「どちらでもない」ですが、それは要するに「無関心」であると言えます。
つまり誰かから好かれるという事は、誰かに嫌われる事でもあるという事です。
そうでなければ無視されるだけです。
そう考えれば、自分を嫌いな人がいるという事は自分を好きな人もいるという事で、人から嫌われる事を必要以上に恐れる事はないと分かります。
更に、時代環境を違い、立場の違いからも価値は変わります。
例えば自分が部下の時は、「上司は自分たちの意向をくんでくれない」と不平不満をいっていたものの、いざ自分が上司の立場になれば「いちいち部下の意見を聞いていたら収拾がつかない」などと、自分が文句を言っていた上司と同じような振る舞いをする、というのはよくある事です。
あるいは自分が客の立場なら色々クレームをつけるところ、会社員の立場では「そんな事でいちゃもんつけるなよ」とか感じる、というのも分かりやすいと思います。
なので自分の勝手な主観にとらわれず、できる限り客観性を保つには、自分が下そうとしている判断の根拠となっているものは、「どういう文脈からきた価値観なのか」について冷静かつ俯瞰的に眺める必要があります。
例えば永遠に繰り返される「今どきの若者は」という年配者の嘆きも、ほとんどは「自分の時代の自分の価値観が絶対的に正しい」という思い込みから来るものです。
常に相手が語っている文脈を想像しつつ、自分の視点を四方八方、上空・地面・地下・地球の裏側、更には過去・現在・未来へと、カメラのスイッチを切り替えるかのごとく柔軟かつ変幻自在に制御する習慣をつける事が大切なのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100％当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか？
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか？
包丁ですよね？
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。
