お金はどこに?
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お金について考える時、その概念は実のところ、とても曖昧です。
銀行にあると思っている自分のお金は、本当に銀行の支店に現物としてあるわけではありません。
銀行にお金を預けると、銀行はそのお金をすぐに誰か他の人に貸すか、運用に回します。
したがって、「物理的」には、自分のお金はもう銀行にはないのです。
あるのはただ、自分がスマホで口座を見た時に目にする数字だけです。
頭の中で想像してみて下さい。
自分がお金を持っているかもしれませんが、もしそれが錯覚だったらどうしますか?
実際に起きたら怖い話ですが、ある日取引明細書を見て、残高がゼロになっていたらどうしますか?
銀行に「私のお金はどこですか?」と聞いても、「お客様の口座には残金は一切ございません」と言われるのです。
こんなに恐ろしい事はありません。
逆に、楽しい想像をしてみて下さい。
学生ローンやクレジットカードの借金、住宅ローンなど、借りているお金についてです。
きっとこうした借金をしている人は、それを重荷に感じていることだと思います。
しかし、自分の当座や普通貯金にあったはずのお金が、ある種の錯覚だったと想像したように、自分の抱えているローンや借金も錯覚だと想像してみて下さい。
ローンや借金が全部、きれいに消えたらどうなるでしょうか。
私たちは、この手のお金が消える錯覚に関しては、自分のお金が消える時のような不安は全く感じません。
とても不思議なことです。
もし、銀行の貸付のデータが消えてしまったとしたら、どう思いますか?
すべての借金がなくなって、小躍りしたくなるかもしれません。
大半の人は、自分たちが取引しているシステムを信頼しています。
銀行は、銀行口座に残高があれば、私たちのお金をすぐに返してくれると信じていますし、自分たちがある程度借金を背負っていて、それを返さなければいけないことも信じて疑いません。
自分たちのお金が銀行にあることに安心し、返済しなければならない借金があることにストレスを感じるのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。