損した時の対応
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損した時の対応で、二流と一流とが分かれます。
二流は、損した時に「相手のせい」にします。
一流は、損した時に「自分のせい」にします。
自分で責任がとれるのです。
例えば、証券会社の窓口の人に儲かる株を勧められます。
実際に株が上がるか下がるかは、窓口の人にもわかりません。
損した時に窓口の人のせいにして、証券会社のガラスに石を投げると、弁償代が会計にかかります。
そういう人には、誰もいい話を持ってこなくなります。
結局、プラスは何もないのです。
窓口の担当の女性が「すみません。私が勧めたのに」と言った時に、「いや、勉強になりましたね。こういう事もあるんですね」と丁寧に言う人は、感じが良いのです。
そういう人には、また色んな情報を教えたくなります。
一流は、1回下がって損をした株を、もう一度買います。
下がった株と長くつき合うのです。
「長くつき合う」には、「持ち続ける」という意味と「損をしても何回も買う」という意味があります。
そうすると、その株の癖が分かってきます。
二流は、得した株は買いますが、損した株は二度と買いません。
買い方もコロコロ変えるので、それぞれの株の癖がわからなくなります。
全体の平均株価の上がり下がりはマーケットの動きにも出ています。
それぞれの会社の固有の上がり下がりの癖があるのです。
買い続けていると、それが分かってきます。
損してもその会社とつき合うのが、一流です。
株とのつき合い方は、結局、人とのつき合い方と同じです。
例えば、人に勧められた本を読んだら、自分的には面白くない事があります。
ここで「騙された。金を返せ」と言うのは、おかしいのです。
人に勧められた映画を観に行きます。
それが面白くなかったからといって、「金を返せ」を言うのは、おかしいのです。
そんな事を言う人は、何も紹介してもらえなくなります。
アドバイスを聞いても、最終的には自己責任で決断します。
アドバイス通りに動いて、相手に責任を擦り付ける生き方自体、お金を逃がすのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。