元気
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人間は、元々元気です。
元気とは、人が本来持っている活力であり「自らの未来＝可能性」を信じ行動しようとするエネルギーです。
元気は自信があると、溢れ出して、自身を失うと、出なくなるという性質を持っています。
お乳を求めて泣く赤ちゃんは元気そのものです。
「自分は本当にお乳が欲しいんだろうか」と自問自答する赤ちゃんはいません。
欲しい事に何の疑いもありません。
元気が満ち溢れ、自信満々です。
しかし、時間と共に成長し、沢山の事を経験する中で、誰しも成功もすれば失敗もしていきます。
苦い経験や辛い経験をしたりした時に、「こういう事もあるさ」と軽く受け流し、再度チャレンジして、成功したり失敗したりして行けば、元気は損なわれず、自身も育っていきます。
ところが、たった1度の失敗や、衝撃的なほど辛い体験をした時に、「あんな事さえしなければ、こんな目に遭わずに済んだのに」と考えて、心の底から蓋をして封じ込めて、行動できなくなるのです。
そのまま元気を取り戻さずに、行動しないでいると、いつまで経っても失敗を返上する事ができません。
その為、心の中で失敗が肥大化していきます。
「自分は失敗する、なぜなら、一戦一敗。100パーセント失敗してきたのだから」確率的には、何度もチャレンジすしてようやく正しい確率が分かるというのに、行動しないと不完全な確率が心の中で固定化してしまうのです。
いつの間にか「失敗の信奉者」になり、ついには自信を喪失してしまいます。
自信がなければ、自分の未来に対する積極的な行動がとれません。
ここから負のスパイラルが加速して、行動できない人になってしまうのです。
失った自信を放置すると、失敗が怖くなり、何をするにも行動が制御されてしまうので、どんどん生きづらくなっていきます。
未来の別名は、可能性です。
可能性は、どんな事もありうるという意味で、中立的な言葉ですが、これを危機に陥る可能性と考えれば、「危険性」とも言い換えられます。
いわゆる「リスク」です。
株式が値上がりするから値下がりするのかについて、どれくらいの振れ幅があるのかを「リスク」と呼ぶのもその例です。
「価格変動の可能性」＝「株価上昇の可能性」＝「株価下落の危険性」という事です。
大事なのは、リスク（変動の可能性）のない物は皆無だという事です。
では、リスクはどのように判断するのでしょうか？
過去の実績や将来の見通しなどをみて、人間が総合的に行います。
どんなデータがあったとしても、それに基づいて判断するのは人間の心です。
その為、リスクの感じ方は、人の気分や意識状態によって左右されます。
楽観的な気分の時は、良くなる可能性が大きく、悪くなる可能性は小さく感じられます。
悲観的な気分の時は、良くなる可能性は小さく、悪くなる可能性が大きく感じられると思います。
悲観的な気分や不安が強い時に、悪化する可能性が大きく見積もられる為に、過剰なリスクヘッジをしてしまいがちです。
常に気分が沈んで悲観的だと、過剰なリスクヘッジが恒常化してしまいます。
過剰なリスクヘッジを必要とするのは、行動しないからなのです。
それはまるで、太り過ぎて困っていても、過度な運動や食事と規則正しい生活を嫌っている人が、健康や美容の為に多くの薬を飲むのと一緒です。
リスクを意識するだけで行動しなければ、不安はどんどん大きくなっていきます。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100％当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか？
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか？
包丁ですよね？
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。
