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物事には、すぐ結果になる事と、すぐ結果にならない事があります。
すぐ実がなる木と、すぐ実ができない木があるのと同じです。
簡単な事はすぐ結果に出ますが、大切なものはなかなか結果が出ません。
大きなものほど、タイムラグが沢山生まれます。
それが形になるまでに時間がかかるのは、当たり前の事です。
すぐ結果を出さないと上司に切り捨てられるという不安感を持つのは、小学校の優等生です。
すぐに結果は出なくていいのです。
すぐ分からなくても、すぐ気づかなくても、いつか気づけばいいのです。
これが、「そのうち分かるから」という上司の言葉を、「今分からなくてもいいんだな」と自分の中で受け入れる事です。
今納得できない事を、ノートに書いておきます。
今分かる事は、本当はノートに書く必要はありません。
ノートの良い所は、「これ、今分からない。意味不明」という事が、何年かたって、パッとそのノートを見た時に「あら、これはそういう意味だったか」と分かる事です。
今は経験量が足りなくて、その話が繋がらない。
けれども、何年かたって経験を積んだら、その一言の意味が分かるように、未来の予告として、今、意味が分からない言葉を1つ仕入れて、ノートに書記しておく事が大切です。
「上司が言っていた意味は、こういう事だったのか」と、何年も経ってから分かるという教わり方もあるのです。
むしろ、今100%分かる人は、あまり深い事を教わっていません。
深い事であればあるほど、それが分かるまでに時間がかかります。
究極は、死ぬまでに分かればいいのです。
上司も、部下にそれがすぐ分かると思って言っていません。
「分からないけど、入れておくよ」というのが教える側の義務なので、全てわからなくてもいいのです。
「これは納得いかない」という事も、「納得なんかする必要はない。今、君の経験量では無理だから。だけど、いつかこの出来事で苦しむ事になるから、その時の為に先に言葉を置いておくよ。いつかこれ使って」というメッセージが込められているのです。
よく民話に、「苦しくなってきたら、この袋を開けなさい」という言葉が出てきます。
ここ1番で開いた時、その言葉が役に立つのです。
焦る必要は全くありません。
「将来必要になるメッセージの袋を捨ててくるな」という事なのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100％当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか？
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか？
包丁ですよね？
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。
