マーケットの癖
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米国のテレビコマーシャルでは、次のようなフレーズがよく使われています。
「7days a week,24 hours a day!」(週に7日間、1日24時間!)
これは、要するに「いつでもやっていますよ!」ということを強調するフレーズですが、外国為替市場にはこの宣伝フレーズに通じることがあります。
外国為替市場は、色々な通信手段を用いて、場所が時間を問わず、日本時間で言えば月曜の早朝から土曜の早朝までノンストップで取引が行われています。
土曜日の午後から月曜日の明け方にかけては取引できないので、「7days a week(週に7日間)」というわけにはいかないのですが、少なくとも週に5日、土曜日の午前中まで含めれば週に6日は、取引時間をほとんど意識することなくトレードできます。
また、株式のように東京証券取引所やロンドン証券取引所、あるいはニューヨーク証券取引所といった具体的な取引所があるわけではありません。
1日のうち、最も活発に取引されている時間帯がどの市場の時間帯に当たるかによって、「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」などと便宜的に呼んでいるのにすぎません。
そのため、各市場には確たる取引時間帯の区切りはなく、東京勢がロンドン市場になだれ込んだり、ニューヨーク勢が東京市場になだれ込んだりすることも、全く問題無く行われています。
その意味では、「外国為替市場」という巨大な市場が、世界に1つだけ存在しているとも言えるのですが、取引が活発な時間帯によって東京なら東京のクセ、ロンドンならロンドンのクセ、ニューヨークならニューヨークのクセがあるのは面白い所です。
そのクセの違いを認知することによって、損失を回避したり、利益を得たりすることも実際に可能です。
例えば、相場が上昇している時、ニューヨークでは顧客や他の銀行がさらに上を買おうとする場合が多いので、より高いレートを顧らに出す傾向があるのですが、東京では反対に、相場が上昇すると顧客や他の銀行が売ろうとするケースが多く、低めにレートを出す傾向があります。
こうした違いは各マーケットのクセなので、個人投資家としてはそれも織り込んでトレードすることが絶対に必要です。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。