他責は思考停止
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「何でもかんでも自己責任にするのはよくない」「弱者を突き放すのか」「社会が殺伐とする」などと自己責任論を否定する人がいます。
こういう人はおそらく、無意識のうちに「自分の環境は誰かから与えられたもの」「その環境は自分で変える事ができない」という発想があるように感じます。
学校、就職、結婚といった様々な選択肢も状況も、全て誰かから与えられている。
だから自分はその中でベストを尽くすしかなく、それでうまくいかなかったら、その環境を与えた側の責任である、という受け身の考え方です。
こう捉えれば、「自分だって努力しているのに不遇な目に遭っているのは、自分がポンコツだからではなく、努力不足だからでもなく、その時代環境や状況をつくり出した誰かが悪いんだ。自己責任なんかじゃない」と主張している理由が分かるような気がします。
これは不平不満ばかり言う人も同じ思考回路で、不満があるなら自ら変えようとか提言しようとか、あるいはそこから離れようとか、いくらでも選択肢はあるのに、自分ではどうにもできないから愚痴をこぼすしかない、というアレです。
これらはいずれも「思考停止」である事に気が付くでしょうか?
「自分のせいではない。誰かのせいだ」
「自分でなく、誰かが何とかするべきだ」
といっているわけですから、「自分で何とかしよう」という方向へは思考が向かっていない。
つまり「考えていない」のです。
受け身で思考停止しているから、おかしい事をおかしいと思わない。
おかしいと言っても、おかしいと言わない。
おかしいと言うだけで、おかしい事を自ら変えようとしない。
おかしいと思っても、流されるように状況を受け入れてしまう。
だから誰かの影響をモロに受ける。
誰かに翻弄される。
誰かに搾取される。
それは不遇で辛いから、絶望しSNSなどで毒を吐くしかない。
自己責任論をかざす人をディスって呪うしかない。
それは不幸だと思います。
そんな生き方にしないよう、「自分の人生も環境も、自分でつくり出せるし自分で変える事ができる」という前提で対峙する事です。
そう捉えれば、常に問題意識が発動します。
「これはちょっとおかしいんじゃないか?」と気が付き、「では自分ならどうするか」に思考が向かいます。
つまり「考え、行動する」わけです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。