ボリンジャーバンドでトレンド分析
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【ボリンジャーバンドを使う理由】
ボリンジャーバンドを使った環境認識の方法について説明します。
ボリンジャーバンドとは、米国のジョン・ボリンジャー氏が考案したテクニカル指標です。
移動平均線と、その上下に値動きの幅を示す線を加えた指標です。
これも、かなり有名なテクニカル指標です。
チャートに表示させているトレーダーの方も多いようです。
下のチャートの曲線がボリンジャーバンドです。
・1番上のライン・・・「+2σ(プラス2シグマ)」
・上から2番目のライン・・・「+1σ(プラス1シグマ)」
・上から4番目のライン・・・「-1σ(マイナス1シグマ)」
・上から5番目(1番下)のライン・・・「-2σ(マイナス2シグマ)」
上から3番目(真ん中)のラインは、移動平均線(20SMA)です。
移動平均線を中心に、上下2本ずつのバンド(曲線)が表示されているわけです。
ボリンジャーバンドを使う理由は、以下の3つです。
①レートの方向を見極めやすいから
②移動平均線のところでレートが反発しやすいから
③ボラティリティを把握しやすいから
①と②については、移動平均線を使う理由と同じです。
それぞれについては、次で詳しく説明していきます。
【ボリンジャーバンドを使ったトレンド分析方法】
ボリンジャーバンドを使ったトレンド分析方法を説明します。
先ほど述べたとおり、ボリンジャーバンドは移動平均線をもとに作られているので、「センターラインが上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド」「レートがセンターラインの上にあるなら上昇トレンド、下にあるなら下降トレンド」といった判断基準の分析方法でもかまいません。
もう少し局面を絞り込みたいのであれば、以下の分析方法を使ってみて下さい。
上昇トレンド・・・レートがボリンジャーバンドの「+1σ」の上で推移しながら上昇している
下落トレンド・・・レートがボリンジャーバンドの「-2σ」の下で推移しながら下落している
レンジ・・・センターラインがほぼ横ばいになっている
以上が、ボリンジャーバンドを使ったトレンドの分析方法です。
ただ、これもあくまでも簡易的なものだと思ってください。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。