論理的思考
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「ロジカルシンキング」とか「論理的思考力」という言葉が一般的になって、ずいぶんたちます。
ただ、実際に仕事の中で使ってみると話が理屈っぽくなったりして、うまくいかないと感じる方が多いのではないでしょうか?
論理的思考は、もちろんビジネスマンにとって重要なスキルです。
個々人の役割やポジションによって、使い道が多少変わってきますが、どこに行っても問われる事は間違いありません。
論理的思考力は、主にどういう場面で使われるのかを見て見ましょう。
例えば、製品開発の仕事の方や、苦手社員であれば、アイデアの発想に活用する事が多いと思います。
とりとめのない知識や情報は、一度全部書き出してみて、
・整理して、体系立てる
・組み合わせたり、分解したり、関連付ける
という事を行うと、新たな考えが生まれてきやすくなります。
営業職の方や中堅社員になってくると、お客様や職場の問題解決に活用する事が多くなってきます。
現場で見えてくる問題を深耕したり、原因と結果の関連性を明確にしたりする事で、具体的な対策を導き出すわけです。
管理職になれば、自ら組織の方針を立て、部下に説明し、人を動かす事が役割になってきます。
加えて、これまで以上に社内幹部への説明場面や、対外的な折衝場面も増えます。
そういう時に「あの人の言っている事は、今一つわかりづらいんだよ」と思われてしまうと、印象で損してしまう事もあります。
立場が上になると、伝える内容そのものが複雑になったり、繊細な説明や駆け引きが必要になったりで、より高度な整理能力や伝え方が求められるようになるのです。
こうした論理的思考力は、仕事の中で徐々に鍛えられていくもので、一朝一夕で身につくものではありません。
だから、日頃から「考える」訓練を継続する事が必要なのです。
物事を判断する時に、「考える」事により、「経験と勘」を重視する人もいます。
しかし、経験と勘から方策を導き出すというのは、そこに言語化されていない理屈や法則があるからできる事です。
その言語化されていない部分を明確に言葉にしなければ他人に伝わらず、せっかくの経験や勘が成果に結びつきづらくなってしまうのです。
論理的思考力の訓練段階では、次のような‘‘考える型’’を活用すると効果的です。
①問題に対して複数解を考え、どれがよいか、理由をつけて選択する
②「自分が逆の立場だったら」と視点を変えて考える
③原因から結果、あるいは結果から原因への筋道を考える
④モレやダブりがない事を意識しながら情報をまとめる
⑤あやふやな事に対して「それってどういう事?」と深めて考える
このような型を使うと、筋道を立ててものをかんがえるようになるので、伝える、話すといった表現の方もすっきりわかりやすいものになってきます。
筋道のない話では、物事を説明したり人を動かしたりできません。
ぜひ習慣化して自分のスキルとして身につけて下さい。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。