マネーリテラシー
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投資が成功して、大きなリターンが出た時・・・。
それはもちろん嬉しいものです。
うまくいった時にはささやかながら乾杯したりするものだと思います。
これはこれで、大事な事です。
成功という事実をしっかりと‘‘確信”し、記憶に刻み込む事によって投資へのモチベーションを高めていく・・・いわゆる良い方向での「けじめ」をつける事になるわけです。
ただし、この‘‘勝利の余韻”にずっと浸っていたままでいては先がありません。
投資は「宝くじ」とは違います。
お金を得た事を「ラッキー」と思ってはいけません。
「計画（＝マイ・ストラテジー）の結果」として冷静に受け止め、淡々と次の投資に考えを巡らせる・・・それが投資家のスタンスです。
アメリカの宝くじで大金を手にした人たちの10年後を追跡した調査がありますが、その結果、高額当選者の多くは、数年後には全財産が当選前の状態に戻ってしまうといいます。
このブログを読んでいただいている皆さんには、お金を得る事を「（投資という）作業の、当然の結果」と思って頂きたいのです。
自分の時間や労働力を投入しないからといって、‘‘ラッキー”だとか「予期せぬお金が舞い込んできた」という事とは、全くの別物です。
それは利回りの発想により投資額を回収した、というだけの事です。
投資家になる以上は、「（高額の）お金を得る」という事の覚悟を持っていただきたいのです。
自分の理想のキャパシティを超えたお金をいきなり手にしてしまうと、人はどうしても「舞い上がって」しまうものだからです。
そして、無計画な浪費に走ってしまう・・・。
高い服を買いまくったり、贅沢な海外旅行をしてみたり、あるいは高級車を買ってみたり・・・。
もちろん、ある程度の浪費は、人生の楽しみとしてあってもいいと思います。
しかし、それが度を超してしまうと、それは不幸の始まりに繋がっていきます。
私達も、そういった浪費をして最終的にはお金が無くなり、悲惨な生活を余儀なくされている人を少なからず知っています。
そそのかされて訳の分からない事業に出資し、大損をしてしまうという人もいると思います。
「大金を得る」という事は実は「人生の破綻」と表裏一体、という事なのです。
ですから、大金を得る覚悟をするために、大金を得るだけのキャパシティをつくらなければなりません。
その為にまず必要なのは、マネーリテラシー・・・お金の知識を得、という事です。
自分のこれからの人生、どれだけの必要経費がかかるのか？
どれだけの税金が持っていかれるのか？
どれだけの収入が見込めるのか？
などを正しく認識し、投資によってどれだけのリターンが見込めるのかをしっかり計算してみて下さい。
自分のやっている仕事の専門的な知識しかないところに、いきなり大金が入ってきたら、それは誰でも舞い上がってしまうものです。
若くして成功したスポーツ選手やアーティストの末路が、決して悠々自適なものになるとは限らない、というのもこういった事に起因しているのだと思います。
また、常に今後の自分の人生を見据える「大局観」を持つという事も、いきなりの高額を手にした際に踊らされない為の方法です。
皆さんの投資は、目先の贅沢や浪費の為になるのではないという事を、肝に銘じておいて下さい。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100％当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか？
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか？
包丁ですよね？
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。
