能動的
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例えば、上司が一方的に教えた事を部下が学ぶというのは、一見One wayのように見えます。
ただ授業を聞いたり、上司の言う事を聞くだけでも、受け身とは限りません。
話を聞く時には、
①受け身的な聞き方
②能動的な聞き方
の2通りがあります。
いかに能動的な聞き方をするかが勝負です。
「能動的な聞き方」とは、今聞いている話を自分の人生につなげて、「早速できる事はなんだろう」と考えながら聞く事です。
本を読む事も、受け身的な読み方と能動的な読み方があります。
「この本に書いてある事を自分の生活や仕事に置き換えて考えたら、何が具体的に出来るだろうか。活かせる事はないだろうか。今これをしてみよう。本なんか読んでいる場合じゃない」と、本を投げ捨てて、早速それを始めてしまうのが能動的な読み方です。
教わるというのは、受け身の事ではなく、能動的な教わり方があるのです。
受け身になるとマイナスなのは、常に不安が生まれる事です。
自分がイニシアチブを持っていないからです。
話を聞くだけでも、本を読むだけでも、上司に叱られていても、イニシアチブを持つ事はできます。
例えば、上司に叱られているとします。
ここで、「叱られた、嫌われた、ダメなヤツだと思われて切り捨てられたらどうしよう」と考えるのは、受け身的な聞き方です。
「いつか自分が上司になったらこういう叱り方をしよう。さあ、今、上司は振り上げたこぶしをどうやっておろすのか」
「あ、うまいな。こうやってまとめるのか」
と、考えながら上司の叱り方を見ている時点で、この人は叱られている恐怖心が何もありません。
「どうやって叱るの?」と、上司を試しています。
「残念、その叱り方は、もう少しこうすれば良かったのに」
「こういうどんくさいところが、上司の可愛げがあるところなんだよね」
という聞き方ができるのが能動的なのです。
例えば、上司のスピーチが下手な時も退屈には感じません。
「これは、もっとこうしたらいいのに」
「自分だったら、ここをこうすればいいな」
「自分が上司のスピーチの後を受けて話す事になった時に、自分が目立つ方法もあるけれども、上司の話がポッと活きるようなコメントを言うにはどうすればいいだろうか」と考えます。
つまり、一流は常に能動的な見方や教わり方をしているのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。