変える力
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皆さんは、同じ出来事なのに結末が大きく異なるという事を知っていますか?
これはマインドセットの違いで変わります。
それぞれのマインドセットがどのように働くかを理解する為に、次のような状況を思い描いてみて下さい。
あなたは学生です。
今日は散々な目にあいました。
朝、授業に出席します。
自分にとって極めて重要で、しかも大好きな科目。
ところが、返された中間試験の成績がC+だったので、すっかり落ち込んでしまいました。
夕方、帰宅しようとして車に戻ると、駐車違反のチケットが切られていました。
ガックリきたあなたは、親友に話を聞いてもらおうとして電話をかけましたが、何だかそっけなくあしらわれてしまいました。
こんな時、皆さんならどんな風に考えますか?
どんな気持ちになりますか?
どんな行動に出ますか?
硬直マインドセットの人に尋ねると、以下のような答えが返ってきます。
「拒絶されているような感じがする」
「自分は完全なダメ人間」
「負け犬」
「価値の無い最低の人間」
「ろくでなし」
つまり、その日の出来事で自分の能力や価値が決まってしまったように感じるのです。
そして、以下のように考えます。
「なんて惨めな人生」
「生きていても仕方ない」
「2階の住人からも嫌われている」
「世間の皆が私をいじめる」
「誰かが私を潰しにかかっている」
「私を愛してくれる人なんかいない、皆から疎まれている」
「人生は不公平、どんなに努力をしても無駄」
「暗い人生、愚かな自分、良い事なんて何もない」
「私はこの世で1番不幸な人間」
もうダメとか、生きていられないのって、たかが成績や駐車違反や電話の事で?
よほど自尊心が低い人たちなのか、それとも、徹底的な悲観主義者なのかです。
ですが、こういう人たちも、物事が順調に進んでいる時は、しなやかなマインドセットの人と同じくらい自身に溢れていて、楽天的で、快活なのです。
ところが、何かにつまづいた途端に、
「コツコツ地道に努力するなんてまっぴら」
「何もしない」
「ベッドに寝転がる」
「音楽にふける」
「部屋にこもる」
「他人に喧嘩をふっかける」
「めそめそ泣く」
「物を壊す」
「する事なんてない」
と考えます。
ひとこと言うと上記の「散々な1日」を書くときに私はわざわざ試験の成績を落第点ではなくC+にしました。
しかも、最終試験ではなく中間試験です。
大きな自動車事故を起こしたのではなく、駐車違反のチケットを切られたにすぎません。
完全に拒絶されたのではなく、素っ気ない感じがしただけです。
取返しのつかない事なんて1つも起きていません。
それなのに、硬直マインドセットの人は、この程度の事で自分はもうダメ、どうにもならないと思ってしまいます。
では、しなやかなマインドセットの人たちは、どんな風に考えるのでしょうか?
まったく同じ状況に対して、以下の答えが返ってきます。
「もっとしっかり勉強しないと。車をとめる時は注意しよう。友達はあの日、何か嫌な事があったのかもしれない」
「C+は、もっと身を入れて勉強するようにという警告。でも、後半が残っているので、成績を伸ばすチャンスはまだある」
このような反応がほとんどです。
では、どのように対処するのでしょうか?
「気持ちを入れ替えて次の試験に備える。あるいは、勉強の仕方を変えてみる。罰金を払い、今度友達に会った時に、何があったのか尋ねてみる」
「試験のどこがまずかったのかを突き止めて弱点を克服して、罰金を払い、翌日もう一度友達に電話して話を聞いてもらう」
「次の試験に向けてしっかりと勉強して、先生にも相談する。次から車をとめる場所にに気を付ける。駐車違反チケットに異議申し立てをする。そして、友達に何があったのか調べてみる」
嫌な事があれば、誰でも落ち込みます。
それはマインドセットとは関係ありません。
悪い成績を取ったり、友達や恋人から素気無くされたりすれば、誰だってガックリきます。
ですが、そんな時でも、マインドセットがしなやかな人は、自分をダメと決めつけて匙を投げたりしません。
苦境に追い込まれても、失敗を恐れずに試練に立ち向かい、コツコツと努力を積み重ねていきます。
マインドセットは人生を歩むうえで、とても大切な事です。
マインドセットをしなやかにしていって下さい。
未来を変えるのにとても重要な事です。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。