比較
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私たちは、生まれてからずっと誰かとの比較の中で生きています。
小学校に上がる前は、親から「お兄ちゃんはちゃんとできたのに、あなたは何でできないの？」や「お姉ちゃんと比べて、あなたは・・・」と言われ、学校に入ったら、先生から「〇〇ちゃんを見習って、ちゃんとしなさい」と言われ、さらに成績で他人と比べられ、自分はどれくらいできたか、できないかと評価されます。
そして、社会に出たら、どの会社に入ったかや、どんな仕事をしているかで差がつき、同い年でも給料も差がつき、肩書に差がつき・・・・全て比較です。
ビジネス雑誌等で、「初任給が高い会社ランキング」や「業界別の年収比較」を見かける事がありますが、あれもまさに比較です。
そして、友達同士で話していても、「あの人は出世頭」とか、「あの人は相当稼いでいる」といった話題が出てきたりします。
別にここで、そんな世界を嘆いているわけではありません。
比較がダメとも言いたいわけではありません。
友達が頑張っているのを見て、「それに比べて自分はまだまだだな。もっと自分も頑張ろう」と奮起する事だってあると思います。
でも、もったいないのは、「他人との比較」ばかりに目が行ってしまうと、人に勝とう、人よりもっとこうなろう、と考えて、自分が本当に何をしたいのかを見失ってしまったり、本来の自分以上に自分を見せようとして疲弊してしまったりする事です。
最近は、インスタグラムやTwitter、フェイスブックなどのSNSの発達により、他人が活躍していたり、楽しそうにしている姿を目にする機会が増えたので、「それに比べて、自分は全然楽しくない・・・」と落ち込んでしまったり、自分も楽しくしているように見せないと、見せたい、と、嘘の自分を発信するようになったりもあると思います。
それだけではありません。
他人との比較だけではなく、例えば、会社の中では「あの人は課長のくせに仕事ができない」とか「リーダーなんだから、もっとしっかりして下さい」とか、よく分からない「課長像」や「リーダー像」と比較されてしまいます。
私もずっと比較の世界で生きて来たので、人と比べてしまう気持ちはよく分かっているつもりです。
他人と比べて、全然うまくいっていない自分が嫌でしたし、そんな自分を知られるのも嫌で、とにかく人付き合いが悪かったと思います。
もちろん、今でも全く他人と比べないと言ったら嘘になりますが、もう他人と比べても意味が無いという事に気付きました。
他人との比較ばかりに目が行ってしまうと、自分が本当に何をしたいのかを見失います。
本来の自分以上に自分を見せようとして疲弊します。
自分は何をしたいのか？
それはどうすればできるのか？
を考えて下さい。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100％当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか？
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか？
包丁ですよね？
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。
