思考の盲点
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『ジョハリの窓』という言葉を知っていますか?
自己を分析するために使う心理学モデルで、自分自身の特性を次の4つの窓に分類しています。
①自分も他人も知っている自己(開放の窓)
②自分は気付いていないが他人は知っている自己(盲点の窓)
③他人は知らないが自分は知っている自己(秘密の窓)
④自分も他人も知らない自己(未知の窓)
コーチングや研修等でも使われていて、自己評価と他人からの評価を照らし合わせてみると、「私は自分のことをこんな人だと思っていたけど、他人からはこう見えていたんだ」という、認識の一致やズレに気付くことができるというものです。
ここから分かることは、それぞれの窓の大きさは個々人で異なりますが、誰にでも「自分は気付いていないが他人は知っている自己(盲点の窓)」や「自分も他人も知らない自己(未知の窓)」があるということです。
私たちは、必ずしも自分のことを知っているわけではないのです。
「自分は何をしたいのだろう?」
「どう生きたいのだろう?」
「どんな仕事が合っているのだろう?」
こう考える「自分探し」という言葉があることからも、自分のことを知らないということが分かります。
もちろん、それは悪いことではありません。
ただ、「自分が必ず自分のことを知っているわけではない」ということを認識しておいて下さい。
会社を経営している人はなおさらです。
自分が何をしているのか、自分がしていることが部下たちにどう思われているのか、これらを何も認識していないままでは「誰もついていきたいと思いません」とみんな辞めてしまい会社は潰れてしまいます。
「自分を知らないこと」はこんな問題が起こってしまうのです。
自分が大切にしていることは何なのか?
自分が本当にしたいことは何なのか?
自分には何が足りないのか?
自分は人からどう思われているのか?
「自分を知る」とは、それらを知ることです。
それによって、人間関係のすれ違いがなくなり、人から共感されるようになり、様々な面で意思決定ができるようになります。
「自分が必ず自分のことを知っているわけではない」という認識を常に持って、自分を知って下さい。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。