複利運用を味方につける方法
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期待値がプラスなら、そのやり方を繰り返せば繰り返すほど、証拠金が増えていきます。
重要なのは、その繰り返し方です。
それは、「一定を保つこと」です。
一定といっても、ロット数のことではありません。
最大許容損失金額でもありません。
証拠金に対する最大損失許容金額の割合(率)を一定にすることが大切なのです。
FXに限らず、投資で資産を増やす方法として、複利運用が大きなパフォーマンスを生み出すことはご存知だと思います。
資産の増え方だけに焦点を当てるのではなく、逆に損失にも焦点を当てて考えてみて下さい。
複利というと、増えていく時のことしか考えない人もいますが、実はそれだけではありません。
減った時のダメージが少ないのも「複利」なのです。
仮に2%のリターン、1%の許容損失とするならば、証拠金100万円の場合は2万円のリターンを期待し、1万円の損失を許容することになります。
証拠金が200万円に増えても、50万円に減っても、2%と1%を堅持するのが複利です。
200万円になれば、同じ2万円のリターンではなく、4万円のリターンです。
逆に、50万円になった時は、5000円の損失許容となります。
複利で運用していると、証拠金が大きくなればなるほどリターンも増えていきます。
一方で、証拠金が減った場合には、証拠金の減少速度が遅くなります。
このような利点もあるのです。
仮に、同じ取引数量にしてしまうと、50万円になっても1万円の損失、10万円になっても1万円の損失ということになります。
加速度的に証拠金が減っていきます。
証拠金が増えても同じ取引数量で取引すれば、どうなると思いますか?
100万円の時に2%のリターンだったのが、200万円になったら1%のリターン。
400万円になったら0.5%のリターンです。
証拠金が減る時はどんどん減っていくのに、増える時はなかなか増えなくなってしまいます。
これでは、良いことは何もありません。
だから、証拠金100万円でも1000万円でも同じ割合を繰り返すことが秘訣になるのです。
これができる人は1億円でも100億円でも淡々と繰り返すことができると思います。
証拠金100万円の時にリスク許容1%だと1万円、証拠金1億円の時にリスク許容1%だと100万円。
どちらも同じ1%です。
FXは証拠金が全てです。
証拠金を増資することができれば、証拠金に比例して収益も大きくなるという、スケールメリットの恩恵も受けることができます。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。