目線変更ポイント
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【トレーダーの目標が変わる高値と安値】
ダウ理論は高値と安値のポイントになるわけですが、その中で最も重要なポイントは以下の高値と安値です。
①高値を更新した波動の起点となった安値
②安値を更新した波動の起点となった高値
この2つが重要です。
なぜなら①の安値を下に抜けてしまったり、②の高値を上に抜けてしまったりすると、トレンドが変わってしまう可能性があるからです。
図のBの高値をつけた時点では上昇トレンドです。
この時、高値を更新した波動の起点となった安値はAです。
Bの高値をつけた波動の起点となった安値ということです。
高値を更新した後、レートがこのAの安値水準を下に抜けてしまうと、「安値を切り下げた」ことになり、上昇トレンドが終わったことになります。
この時点で、多くのトレーダーが「下目線」になります。
図のDの安値をつけた時点では下降トレンドです。
この時、安値を更新した波動の起点となった高値はCです。
Dの安値をつけた波動の起点となった高値ということです。
安値を更新した後、レートがこのCの高値水準を上に抜けてしまうと。「高値を切り上げた」ことになり、下降トレンドが終わったことになります。
この時点で、多くトレーダーが「上目線」になります。
このように、トレーダーの目線が変わってしまうので、大変重要なポイントです。
トレードをする際は常にチェックしておきましょう。
【ダウ理論をトレードに活かす】
ダウ理論をどのようにしてトレードに活かせばいいでしょうか。
これは、上位足チャートにおいてのトレンド分析がメインになります。
①上位足チャートが上昇トレンド・買い目線・・・トレードはロングエントリー中心
②上位足チャートが下降トレンド・売り目線・・・トレードはショートエントリー中心
まずは、ダウ理論で上位足チャートのトレンド分析をします。
として、①なら買いが優勢なので、トレードはロングエントリー中心にします。
もちろん、絶対にショートエントリーしてはいけない、というわけではありません。
なるべくロングエントリーにする、ということです。
下位足チャートでロングエントリーできるタイミングでポジションを持ちます。
②なら売りが優勢なので、トレードはショートエントリー中心にします。
この場合も、絶対にロングエントリーしてはいけない、というわけではありません。
なるべくショートエントリーにする、ということです。
下位足チャートでショートエントリーできるタイミングでポジションを持ちます。
ダウ理論は以上のようにしてトレードに活かします。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。