ロンドン市場の盛り上がり
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地球が自転していくと共に、東京市場のあとを受ける形で盛り上がるのがロンドン市場です。
外国為替取引では、世界シェア40%以上を占める、とも言われます。
世界地図を見ると分かりますが、ロンドンで取引が活発になる時間帯には、アフリカ大陸全域とユーラシア大陸の西半分すべての国でも活発な経済活動が行われています。
それらの国々からの注文も捌けるわけで、東京市場やNY市場にはない「地の利」があります。
かつての大英帝国からの歴史的な経験や遺産もあり、外国為替では断トツの規模を誇る世界第一の市場となっています。
実際、ポンド/ドルの相場は、19世紀中ごろから既にロンドン・ニューヨーク間で電信取引をしていた、という歴史を持っています。
潤沢なフローがあるので、それに乗って実需の取引や資本家の投機的取引、企業間のM&A(企業の合併・買収)など様々な取引が盛んに行なわれています。
取引のタイプが多岐にわたっていることが、特徴の1つです。
このロンドン市場を主戦場とするロンドン勢は、「他人が嫌がること」を本当にしつこく、「そこまでするか?」と思うくらいにやってくる傾向があります。
基本的に短期のデイトレードで、東京勢やその他アジア勢のポジションを損切らせることで、儲けを得ようとするやっかいな存在です。
「他人が嫌がること」とは、大抵は相手のポジションにとってアゲンスト(不利)となる方向に仕掛けてきて、その値動きによって損切らせて利食うことです。
その時の相場状況から、他人が嫌がる方向が上げなのか下げなのかを探り当てる嗅覚は天才的と言っても良いと思います。
そして、同じ狩猟民族が主体のニューヨーク市場は、これまた手強い相手なので、リスク感覚が甘く、いつまでも同じ手法で手球に取られてくれる東京市場をメインターゲットとしているので、注意して下さい。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。