ボラティリティの把握
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【ボリンジャーバンドを使えばボラティリティを把握しやすい】
ボリンジャーバンドを使う理由の1つに、「ボラティリティを把握しやすいから」というのがあります。
ボラティリティとは、価格の変動性のことです。
ボリンジャーバンドを使って、ボラティリティが高いかどうかをチェックします。
FXは、レートが動かないと利益を出すことができません。
変動幅が大きいほど利益を出しやすくなります。
例えば、10pipsの幅で行き来している状況と、100pipsの幅で行き来している状況とでは、明らかに後者のほうが大きな利益を出しやすいといえます。
こういったことから、ボラティリティを把握することが必要なのです。
では、どのようにしてボラティリティを把握すればよいのでしょうか。
これは簡単に、ボリンジャーバンドの幅を見ればよいのです。
・ボリンジャーバンドの幅が広い・・・ボラティリティが高い、変動性が大きい
・ボリンジャーバンドの幅が狭い・・・ボラティリティが低い、変動性が小さい
一定期間におけるレートの変動幅が大きくなると、ボリンジャーバンドの幅は広くなります。
逆に、変動幅が小さくなると、ボリンジャーバンドの幅は狭くなります。
こういったことから、ボリンジャーバンドの幅が急激に拡大していく時は、レートの変動性が大きくなっている時です。
レートの動きに勢いがあるので、短期間で大きな利益を得られる可能性があります。
【ボリンジャーバンドでの環境認識をトレードに活かす】
実際にどのように環境認識をし、それをトレードに活かしていけばよいでしょうか。
「トレンド分析の結果を活かす方法」と「センターラインでの反発を活かす方法」の2つがオススメです。
トレンド分析の結果を活かす方法について説明します。
これは移動平均線によるトレンド分析とほぼ同じです。
以下の手順で進めていきます。
①上位足のチャートを見て、トレンドを分析する
②上昇トレンドであればロングで、下降トレンドであればショートで、と絞り込む
③下位足のチャートを見て、エントリーのタイミングを見極める
まずは、上位足のチャートを見て、トレンドの分析をします。
次に、ロングかショートのどちらでエントリーするか決めます。
①の分析結果で、上昇トレンドであればロング、下降トレンドであればショートにします。
トレンドが発生していない場合は無理にトレードしようとせず、トレンドが発生するまで待ちましょう。
最後に、下位足のチャートを見て、エントリーのタイミングを見極めます。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。