上位足と下位足
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【上位足と下位足の関係】
上位足チャートとは、ある時間足に対して長い時間軸のチャートのことです。
下位足チャートとは、ある時間軸に対して短い時間軸チャートのことです。
上位足チャート・・・時間軸の長いチャート
下位足チャート・・・時間軸に短いチャート
例えば、日足を基準にした場合、上位足は週足になり、下位足は4時間足・1時間足・30分足・15分足・5分足・1分足になります。
1時間足を基準にした場合、上位足は週足・日足・4時間足になり、下位足は30分足・15分足・5分足・1分足になります。
【上位足のポイントほどレートに影響を与えやすい】
一般的に、時間軸が長いチャートのポイントと時間軸が短いチャートのポイントとでは、時間軸が長い方のポイントを重視します。
なぜなら、時間軸が長いチャートのポイントほどレートに影響を与えやすいからです。
例えば、日足チャートのサポートラインと1分足チャートのサポートラインがあったとします。
どちらのラインの方がレートに影響を与えると思いますか?
これは日足チャートのサポートラインの方です。
もちろん、絶対ではありませんが、確率的には日足チャートのサポートラインの方がレートに影響を与えやすいです。
なぜ、日足チャートの方なのでしょうか?
これは、「チャートを見ている人の数」の違いによるものだと思います。
日足チャートを見ている人の数と1分足チャートを見ている人の数を比較すると、圧倒的に日足チャートの方が多いです。
チャートを使ってトレードをしている人のほとんどは、日足チャートを見ていると思います。
しかし、1分足チャートを見ている人は限られているはずです。
デイトレードやスキャルピングをしている、ごく一部のトレーダ―だけです。
当然、日足チャートのサポートラインに気付いている人の数と1分足チャートのサポートラインに気付いている人の数を比較すると、圧倒的に日足チャートの方が多いわけです。
気付いている人の数が多ければ、そこでトレードをする人の数も多くなります。
そして、トレードする人の数が多くなれば、レートに与える影響もより大きくなるわけです。
ちなみに、日足チャートのサポートラインと週足チャートのサポートラインを比較した場合、週足チャートの方がレートに影響を与えやすいです。
このように、時間軸の長いチャートの方が、レートに影響を与えやすいわけです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。