向き合い方
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「自分は何をしたいのかよく分からない」という人が、インド旅へ出たという話をよく聞く事があると思います。
あるいは新卒で入社したばかりだけれど違和感を覚え、現状を打破するため、会社を辞めて海外留学をする人もいます。
しかし、こうしたいわゆる「自分探し」をしたとしても、自分の適性ややりたい事が見つかる事はほとんどありません。
なぜなら、自分というものは探すものではなく、日々の生活や経験を経て、つくり上げていくものだからです。
人には持って生まれた特性や資質がありますが、一方でそれは自分の性格や能力を構成する一要素に過ぎません。
ものの見方や考え方などは後からいくらでも上書きできますし、上書きするのが成長でもあります。
そうやって自分は自分の手で形成していくものですから、今そこにあるものではない。
だから探しても見つからないのです。
何をやりたいかが自分の外に転がっているわけではないので、ボランティアやバックパッカーをしても見つかる事はありません。
そういう自分探しをしている人は、他人にアピールできる「売り」になるものがどこかにあり、そこに行けば見つかるかもしれないという根拠のない期待感を持っているのだと思います。
しかしそれは結局のところ、見栄や世間体を気にしているという事です。
他人にどう映るかという他人の価値観の中で、見栄えがしそうなものがないか、自己アピールになりそうなものがないか、探そうともがいているだけなのです。
あるいは、「環境を変えれば、その環境が自分に何かを与えてくれる」という下心があるのかもしれません。
インドに行けば、大企業に入れば、スタートアップベンチャーに行けば、その環境が自分に何か気付きを与えてくれるのではないか、メリットをもたらしてくれるのではないか、チャンスを与えてくれるのではないか・・・。
これも幻想で、実際には、やる人はどんな環境でもやるでしょうし、それなりに幸福を感じられるのです。
しかし環境に依存している人は、環境によってモチベーションが左右されやすく、環境のせいにして不満を言うようになります。
やりたい事が分からない人に必要なのは、「何を選ぶか」よりも「どう向き合っていくか」ではないでしょうか?
例えば「上司の期待に応えたい」でもいいですし、「自分が納得するクオリティにしたい」でもいいですし、「とにかく何かの領域で1番になる」でもいいのです。
やりたいかどうかという問題はいったん脇に置いて、対象への自分の向き合い方にフォーカスする事が大切なのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。