言い訳と分析
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何かできない事があると、一流と同じように二流も「分析するとですね・・・」という分析から始まります。
ただし、二流が言っている分析は全部言い訳です。
「言い訳」と「分析」は、全く違います。
「言い訳」は、自分に都合のいい事です。
「分析」は、自分に都合の悪い事です。
反対なのです。
「だから、出来なくて仕方がない」というのが言い訳です。
「だから、自分はここがいけなかったんだ」というのが分析です。
分析をするから変えられるのです。
「自分は悪くない」と言うと、変えようがありません。
一流になるには、まず言い訳してしまう事です。
「言い訳をしますと」から始めていいのです。
「以上、言い訳終わり。ここから分析を始めます」というのが、一流の習い方です。
二流の分析が言い訳に終始するのとは違うと思います。
どうしても言い訳をしたい時は、言い訳と分析を分けて言えばいいのです。
「好きな事をしたいんです」という人は、会社でも「好きな仕事をしたい」と言います。
「好きな部署につきたい」「好きな業種で働きたい」と言います。
一方で、その人は「好きな物が見つからない。私、好奇心が強いので、色んなものが好きなんです」と言います。
それは「好奇心」という言葉の定義を間違っています。
「趣味」とは、「好きな物が、好きな事」です。
「好奇心」とは、「好きでない事でも、好きな事」です。
例えば、TVチャンネルをどんどん変える人は好奇心がありません。
「私、将棋に興味ないから」と、たまたまついていたチャンネルを変えます。
好奇心のある人は、自分が全く知らない事でも、ずっと見ていられるのです。
好きな事と好きでない事は、全員にあります。
好きな事は誰でも見ます。
そんなものに好奇心はいりません。
それはただの「好き」です。
「これ、あまり好きじゃないんです」と、好き嫌いを言う人は、興味はあっても好奇心がありません。
ここで、自分には好奇心があるかないかが分かります。
「好きじゃないものは、やりたくない」という人は、大抵履歴書の自己紹介欄に「好奇心が強い」と書くのです。
それは間違いです。
好きでない事を「なんだろう、これ?」と見続けられるのが好奇心です。
好奇心によって、その人の幅は広がります。
好奇心のある人は、たまたまもらった本や、たまたまそこにあった本をずっと読みこんだり、たまたまついているTVやたまたま目に映った景色をずっと見る事ができます。
仕事でも、好奇心があれば、たまたま自分が担当した商品を一生懸命ずっと売り続けられるのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。