できる・できない
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私達は幼少期から「できる、できない」で評価され続け、「できる事が善、出来ない事は悪(というか落ちこぼれ?)」という価値観を植え付けられてきました。
小学生の頃、鉄棒の逆上がりができずに居残り練習をさせられていた同級生、給食の牛乳が飲めずにずっと椅子に座っていた同級生はいなかったでしょうか?
他にも、漢字が読める、九九が言えるだけではなく、更にはパソコンができる、英語ができるなど、「できる事」を追いかけて、親や学校の先生からもそれを強く求められてきました。
そして社会に出ると、自分にできない事が沢山ある事に気づかされます。
自分よりうまくできる人は沢山いる事を見せつけられるのです。
その現実を、自分の不甲斐なさや敗北感として味わってきた人は少なくないと思います。
しかし、「ある程度やってみて、それでもできない事は早々に諦めて、できる事を磨いていけばいい」と考えてみてもいいと思います。
つまり、自分ができない事は他人に任せる、自分がうまくできる事こそが自分に与えられた役割だと捉える事です。
これは向き不向き、得意不得意にも通じます。
出来ない事はどうやってもできないし、克服しようとする努力はしんどいものです。
苦手意識を持ったまま取り組む事は、脳の処理能力が落ちるので非効率です。
逆にやって楽しい、努力が苦にならない分野に取り組む事は、脳が活性化しやすく、能力も伸ばしやすいのです。
別に鉄棒の逆上がりができなくても、英語ができなくても、人生がずっと不幸になるわけではありません。
たった1つのできる・できないが決定打になるほど、人生は簡単ではないのです。
もちろん、自分ができることに対して需要がなければ無価値になってしまうわけですが、「何ができるか(できないか)」より「何を大切にして生きるか」を根底に持ちながら物事に取り組む事もまた重要だと思います。
自分ができない事を嘆くのではなく、できる事に真摯に向き合ってみる。
狭くてもその分野の能力を研ぎ澄ませば、そこで自信がついて納得感が得られ、劣等感はなくなるものなのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。