行動の品質
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多くの人は、これまでの人生で問題解決する事のみと言ってもいいぐらい問題解決法を習ってきているため、問題解決思考が強くなっています。
その為、問題解決のスキルや知識が偏重しています。
ただ、本当に問題解決するためには、適切な問題を設定する事が何よりも大切なのです。
問題解決思考しか持っていないと、問題設定を意識する事はなくなります。
問題を疑う事無く、表面的な問題や、一見すると問題っぽい事を問題にしているケースが良く見受けられます。
問題そのものを間違えていると、どんなに努力をして解決しようとしても、解決はされません。
問題の設定を間違えているのに、一生懸命解決しようとする事ほど、意味のない事、無駄な事はないと思います。
しかし、現実にはこうした事が散見されます。
行動の品質を上げるためには、徹底的に問題の設定がうまく出来るようになる必要があります。
成果の出ない人は、間違えた問いに正しく答えている人だと思って下さい。
もちろん本人は一生懸命やっているのですが、もっと問を変えれば、答え、成果はもっと変わります。
ただ、問いを間違えているので、そこにどんなに一生懸命になって答えを出そうとしても、答えは絶対に間違えます。
しかし、この人はなぜ間違えたかに気が付きません。
答えが間違っていたんだと思ってしまい、問いが間違っている事に気づきません。
問題の設定をうまくなるためには、トヨタ生産方式の「なぜ」を繰り返し続ける事がとても効果的です。
問題っぽいことがあった時に、「本当に問題なのか?」をどんどん深掘りしていく方法です。
また、「リフレーミング」という手法も効果的です。
リフレーミングとは、ある枠組みで捉えられている物事の枠組みを外して、違う枠組みで見る事を指します。
リフレーミングのポイントは、問題設定を変える事です。
他の人と同じ問題設定をしても、おもしろいと思われる答えは出てきません。
答えがおもしろい、目の付け所が良い答えは、往々にして問題設定が優れているのです。
是非皆さんも問題設定を変えてみて下さい。
そして、再度違う問題を設定してみて下さい。
問題設定が変わると、答えが大きく変わってきます。
行動の品質が上がるようになります。
行動の品質を高めるには、問題設定を変える事につきます。
うまく問題設定をできるようになるためには、自分の知っている事を増やす事が大切になります。
自分の事や業界の事しか知らないと、当たり前の観念が強くなりすぎて、その観念から抜け出せず、反対的に自動的に問題設定を決めつけてしまいます。
再び「解決策がもうない」と思ってしまうかもしれません。
なので、自分の知らない事をどんどんインプットする必要があるのです。
ここでまた、努力すべきものが見えてきたと思います。
問いの立て方、問題設定1つで、努力すべきことが明確になり、自ずと行動の品質が上がっていくのです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。