予測できない世界
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VUCAという言葉を聞いたことがありますか?
Vollatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字から取った言葉で、今、世界は「変化が激しい」「先が見えない」という状況にあるということです。
もちろん、昔から常に時代は変化していますし、先も見えなかったかもしれませんが、今はそれがさらにスピードアップしているということです。
しかし、いかに変化が激しく予測できない状況にあるとはいえ、「社長、我が社の方向性を決めて下さい。ビジョンを示して下さい」「課長、これはどうすればいいですか?決めて下さい」と、リーダーの仕事はいつでも意思決定の連続です。
ビジネスリーダーたちは、「決断してくれと迫られても、どうしたらいいのか私にも分からない」と悩んでしまいます。
リーダーたちが疲弊しているのです。
これは、いわゆる社長や部長、課長という肩書きの人たちだけの話ではありません。
誰にとっても、人生は常に「決断」の連続です。
仕事においても、人間関係においても、何をするにも、毎日のように決断はあります。
高度成長期からバブル経済期にかけてはそれでも良かったかもしれません。
なぜなら、経済は伸びていましたし、こうすればこうなるのではないかという予測がつきやすかったからです。
ところが、時代は大きく変わり、今は、安定した企業に入ったと思っても人が多い、あるいは最初からそんな企業は狙わずにベンチャー企業に就職したり、あるいはいきなり自分で起業してしまったり、と選択肢が増えています。
選択肢が増えるということは、「自由度が高まった」とも言えますが、別の見方をすれば、決断をしなければいけない場面が増えたということです。
何がしたいのか、明確に分かっている人にとっては良い時代とも言えますが、そうでない人たちにとっては、何が正解か分からない中で、自分の将来を自分で選択しなければならないというのはストレスかもしれません。
そんな変化が激しく予測できない世界において最も求められる力とは、何だと思いますか?
それは「自分は何がしたいのか?」「自分はどういう人間なのか?」「自分の強みは何か?」を知ることができる力です。
正しいか、間違っているかではなく、自分らしい決断をするための前提となる力です。
それをセルフ・アウェアネス(自己認識)と言います。
仕事に必要なスキルは業種や職種、立場などによっても異なります。
しかし、正解がなく、予測できない変化の激しい時代に「誰にでも持っていて欲しい力」です。
それこそが「分からないから決められない」から脱するための、「自己認識・自分を知ること」であり、「他者・相手を知ること」であり、「広い視野で(自分を取り巻く)物事を見ること」という、戦略的な認識力です。
自己認識をして、自分らしい決断ができるようにして下さい。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。