最大レバレッジは高いほど有利
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FXブローカーの最大レバレッジ規制がどんどん進んでいます。
確かに、無知な投資家がレバレッジ取引で無理をして多額の損失を出す例が少なからずあったので、今後も同じようなことは続くと思います。
しかし、損失を出す人がいるからという理由でレバレッジを規制していくのは、あまり賢明なやり方とはいえません。
確かに、レバレッジの意味さえ知らない、自分がレバレッジをかけていることにさえ自覚がないトレーダーに取引を繰り返させてきた業界構造に問題があるのは事実です。
その一方で、投資家側の責任もやはり大きいです。
投資行為をする前に勉強しないまま取引を始めたのだとすれば、損失を出しても、騙されたと強弁することはできません。
ほとんどの人が誤解していますが、安全な取引をするためには、口座の最大レバレッジは高いほど有利です。
「レバレッジ25倍が可能」と聞くと、25倍のレバレッジを掛けなければならないと思い込む人がいます。
しかし、レバレッジ25倍が可能であることと、レバレッジを25倍掛けることは全く違う話です。
レバレッジ25倍の口座で、レバレッジ1倍の運用も可能ですし、海外のレバレッジ100倍の口座でレバレッジ0.5倍の運用をすることも可能です。
口座の最大レバレッジというのは器の大きさであって、その器にどれだけ食べ物を入れるかということを同列に論じることはできません。
「大は小を兼ねる」と格言があるように、器は大きければ大きいほど良いです。
ただし、その器を無理矢理いっぱいにして、限界以上に食べるのは間違っています。
適量に、少しだけ盛って食べれば良いのです。
レバレッジ規制は、「時速300キロで走る性能のある車は事故の危険が高いから販売禁止、代わりにアクセル全開でも時速80キロのスピードしか出ない中古車だけを販売させる法律」を作るようなものです。
速度が出る高性能な車は危ない、速度が出ない中古車の方が安全。
こんなイメージが定着してしまっているのが、FXのレバレッジです。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。