資金管理のコントロール
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FXトレードを取り巻く環境を「外部要因」と「内部要因」に分けて考えてみます。
外部要因とは外部環境のことです。
具体的には、相場そのもの、相場心理、相場に影響を与える諸要素のことを指します。
相場=市場と置き換えても良いです。
内部要因とは自分の行動を指します。
エントリー判断やリスク許容、ポジションサイズ、レバレッジ、成行注文、指値注文、逆指値注文、平均コスト、リスクリワード、勝率、大数の法則、期待値、プロフィットファクター、利益確定、ロスカット、エグジット判断など、トレードにおける全ての行動パターンはもちろんのこと、ひとつひとつの考え方やプロセスも意味します。
簡単に言うと、「外部要因」=「テクニカル分析」の領域であり、「内部要因」=「資金管理」の領域だと言い換えることができます。
もう分かっていると思いますが、FXトレード環境の大部分を資金管理が占めています。
つまり、トレードプロセスそのものが資金管理の要素であり、トレードのプロセスを管理することが資金管理なのです。
外部要因となる、相場の値動きやチャートパターンなどの外部環境は、私たち自身では管理(コントロール)することはできませんが、通貨ペアや時間軸、エントリーするかしないかについては選ぶことができます。
一方で、内部要因である行動パターンについては、私たち自身で管理(コントロール)することができます。
トレードに晒すリスクの許容度やエントリーするためのポジションサイズ、注文方法、平均コスト、レバレッジなど、これらのことは自分で決めることができるのです。
これが自己管理であり、資金管理です。
「相場管理」「チャート管理」という表現には違和感がありますよね。
実際、相場やチャートは管理できないものです。
しかし、「自己管理」「資金管理」という行動パターンは違います。
しっかり管理できます。
自分できちんと取り組めば、その結果として、利益は自ずと残ります。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100%当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか?
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか?
包丁ですよね?
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。