リスクが高い行為
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最も身近なリスクとして、「週末越えリスク（オーバーウィークエンド・リスク）」や「ひと晩越えリスク（オーバーナイト・リスク）」があります。
週末越えリスクに関して言えば、毎週末の日曜日とその前後に為替市場が休場になるわけですが、その間に大きな事件や政策変更の発表などがあると、翌週の市場が先週末までとは全く違った動きをする場合がある、ということです。
週明けの月曜日、最も早く始まる主要外為市場はシドニー・ウェリントンです。
週末の間に大きなニュースがあると、このシドニー・ウェリントン市場のオセアニアタイムで、前週金曜日のニューヨーク市場のクローズ時とはかけ離れた水準からマーケットが始まり、場合によっては多大な損失を被ることがあります。
毎週のことだけに油断しやすいですが、週末を超えてポジションを保持することには大きなリスクがあります。
決して忘れないようにしましょう。
次に、「規制リスク」について説明します。
例えば、海外からの資金の流入規制が当局から突然発表され、思わぬ損失を被ることがあります。
他にも為替の取引停止指示とか、年率100%の金利を現地通貨のショートポジションにつける、などといった規制が、各国の当局によって突然かけられることがあります。
こうした突然の規制が行われるリスクを規制リスクといいます。
次に説明するリスクは、地政学リスクにも似ているのですが、特定の国の財政赤字や景気状況、民族的紛争、テロ、クーデター、政治と経済界との癒着などのニュースによって為替取引が限定されたり、取引不能になったりする場合があります。
こうした、ある国に固有のリスクのことを「カントリーリスク」といいます。
圧倒的に新興国で発生することが多いため、「新興国リスク」と言い換える場合もあります。
また、これまで紹介してきたその他の様々なリスクも、新興国では発生の頻度が高まります。
新興国の通貨は一般に金利が高いので、高金利に惹かれて投資したくなることも多いと思いますが、金利が高いのにはそれなりの理由があります。
これらの通貨に安易に投資することは、非常にリスクが高い行為であることをよく認識しておいて下さい。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100％当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか？
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか？
包丁ですよね？
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。
