ラインのリテスト
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【リテストの動きをチェックする】
リテストとは、ラインを意識した動きのことです。
ラインを抜けた後はリテストの動きをチェックしましょう。
上の図のAのところでサポートラインを割り込んでいます。
その後、Bのところでレートがラインのところまで戻ってきて、反落しています。
この動きが、リテストです。
ラインを抜けた後はリテストがあるかどうか、また、リテストによってラインが効いているかどうかをチェックしましょう。
リテストはレジスタンスライン、サポートライン、トレンドラインなど、どのラインでもあります。
また、リテストをエントリーポイントにしている人も沢山います。
慎重派の人は、リテストでラインが効いていることを確認してから、エントリーすることが多いようです。
【ラインを使ったトレードのエントリーポイントは3つ】
エントリーポイントは大きく分けると以下の3つです。
①上位足チャートのラインをブレイクした時
②上位足チャートのラインで反転した時
③上位足チャートのラインでリテストした時
①は、レジスタンスラインであれば上抜けしたところでエントリー、サポートラインであれば下抜けしたところでエントリーといったトレードです。
これは、レートがラインをブレイクすると、ブレイクした方向に進んでいきやすい、といった特徴を利用したトレードです。
ただ、必ずしもそうなるとは限りません。
ブレイクするとその方向に進んでいきやすいのですが、ブレイクした瞬間に戻ってきてしまうこともありますし、ブレイクして少し進んでから戻ってきてしまうこともあります。
ここがライントレードの難しいところです。
②は、レジスタンスラインであればラインのところ、またはライン近辺で反落したらエントリー、サポートラインであればラインのところ、またはライン近辺で反発したらエントリーといったトレードです。
これは、レートがラインのところ、またはライン近辺で反転しやすい、といった特徴を利用したトレードです。
ラインのところで反転することがよくあります。
しかし、ラインのところで反転しても、その反転した方向に進んでいくとは限りません。
ラインのところで反転した後、またすぐに反転してしまい、ラインを抜けていくこともよくあります。
③は、レジスタンスラインであれば上抜けして少し上昇した後にラインのところまで戻ってきて反発したところでエントリー、サポートラインであれば下抜けして少し下落した後にラインのところまで戻ってきて反落したところでエントリーといったトレードです。
これは、ラインが効いているのかを確認した上でのトレードです。
確認している分、ブレイクや反転でのエントリーに比べると、勝率は高くなります。
しかし、必ずしも勝てるとは限りません。
リテストで確認した後、その確認したラインを抜けてしまうこともあります。
レートの動きはケースバイケースなので、この3つのエントリーパターンのうちどれが正解というのはありません。
強いて言うなら、その時にうまくいったパターンが正解ということになります。
具体的なエントリータイミングは下位足チャートで見極めましょう。
※私は投資を強要している訳では無いので、投資は自己責任でお願いします。 クレーム等は一切受け付けていないので宜しくお願い致します♪
①理論は100％当たるので、理論に基づいて分析をする。
②論理的思考で分析をする。
③「なぜ、上がるのか」「なぜ、下がるのか」を理論に基づいて解く。
【相場を当てる為に重要な事】
相場分析の精度が低いのには理由があります。
1番大きな理由としては、深堀りができていません。
深堀りするには、「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」と何度も何度も問いかけないといけません。
これはいつも言っている、手法の「使い方」の部分です。
勝っている人と同じ手法を使っても勝てるようにはなりません。
FXは専門職であり、技術職です。
どういう状況の場合にどんな道具を使い、その道具をちゃんと使いこなせるのか？
これがもの凄くテクニカル分析では重要な事です。
キャベツの千切りをする時には何を使いますか？
包丁ですよね？
はさみやカッターは使わないと思います。
でも包丁が使いこなせない人は、キャベツの千切りも太かったり、切るのが遅かったりします。
包丁を使うスキルが無ければ、ピーラーやスライサーを使った方が早いかもしれません。
でも、一流の料理人は皆包丁を使って、ピーラーやスライサーを使う人より細くて綺麗で速くキャベツの千切りをします。
結局、一流の人と同じものを持ってもそれを使いこなす能力がなければ、一流にはなれないんです。
これはFXでも同じです。
なので、手法という道具を手に入れたとしても、その道具の使い方のスキルが備わっていなければ、その手法は使えません。
テクニカル分析で手法の使い方の土台となるのが、「なぜ」や「どうして」の部分です。
この思考が持てない限り、精度の高いテクニカル分析をするのは不可能に近いと思います。
なので、まずは常に「なぜ、そうなるのか」「どうして、そうなるのか」を常に考える癖を付けて下さい。
これができるようになれば、テクニカル分析の土台の考え方ができるので、まずはこの思考を身に付けて下さい。
これもFXのスキルの1つなので、これを身に付けれない人にFX専業トレーダーは難しいと思います。
